睡眠のしくみ 2020.02.06

快適な睡眠を目指すために大切なことは、睡眠の中でレム睡眠とノンレム睡眠両方を理解することが大切です。

レム睡眠、ノンレム睡眠の違いは、レム睡眠が浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りと言われています。これは、睡眠の中で目を閉じている状態が眼球が動いている状態とそうでない睡眠を繰り返していることから区別されます。

レム睡眠は、睡眠の中で浅い睡眠の時間帯で、目をただ閉じているだけの状態を指し、いわば覚醒手前の状態です。これは、体が休んでいるものの、脳波を見ると休んでない状態になります。目が動いていることから、人間の体で起こそうとしたら、比較的置きやすい状態と言えます。このレム睡眠の段階で、起きるのが心地よい覚醒がしやすいとされています。

対してノンレム睡眠は深い眠りとされており、体の脳波もα波を示し、ぐっすり寝ている状態です。
このノンレム睡眠が、あることで記憶力やイライラ、うつ状態を改善し、脳活動を支える力があります。

より快適な睡眠を目指すなら、ノンレム睡眠とレム睡眠が周期的に繰り返される状態を守る、ノンレム睡眠の眠りを浅くしないことが大切です。

・強烈な光源を夜に当たる
・飲酒
・間違った入浴
・過剰なストレス
・大きなボリュームで音楽を聞くこと

これらのやってしまいがちな行為は、入眠前の交感神経を過剰に活発してしまう原因になります。その結果、入眠前のレム睡眠を十分に取ることが出来ないため、一番大切なノンレム睡眠に至るまでの時間がかかってしまいます。その結果、睡眠周期の時間がずれてしまうことで、良質の睡眠を得ることが出来ません。

加えて、脳をリラックスさせる効果があるノンレム睡眠が浅くなる原因にもなります。入眠前の生活習慣を改善することはより快適な睡眠を得るポイントなのです。悪化すると二種類の睡眠が交互に来るはずが来なくなるようになるため、うつや脳のイライラも取れなくなります。

交互に来る二種類の睡眠を来る環境を整えることが大切です。