第13回 透明感をつくる、イメージを変える。(株式会社Neopression 代表取締役 吉村直子様)

よりなりたい自分になるために。イメージコンサルタントとは?

透明感をつくる、イメージを変える。(株式会社Neopression 代表取締役 吉村直子様)

Guest

吉村直子さん

グロリアス・スタイル代表

株式会社Neopression代表取締役/イメージコンサルタント

ミズ・ファビュラス2021 ヴィーナス部門グランプリ

 

ドイツ出身。早稲田大学卒業後、大手広告代理店でマーケティング・営業として働きながら、外見イメージの研究を重ね、2013年にイメージコンサルタントとして独立。
経営者、個人起業家、医師、弁護士、大企業管理職など働く女性を中心に、華のある第一印象を手に入れるイメージプロデュースを手掛ける。

直里:本日はお忙しいところ、ありがとうございます。宜しくお願いします。

 

吉村:宜しくお願いします。

 

直里;早速ですが、吉村社長は、今度本を出されるそうですね?

 

吉村:はい、今、一生懸命書いていて。(笑) 透明感を作るっていう、色を使ったりして体の中からキレイにするとか、40代の女性に向けて書いています。ある程度の年齢になると、睡眠の質や睡眠時間によって結構顔の色が変わるじゃないですか?睡眠は覿面だなって思います。実は、ある人に紹介されて、直里さんのところの枕を愛用させていただいているんです。(笑)

 

直里:えっ、そうなのですか?なんだろう。

 

吉村:生島さんの枕です。(笑)

 

直里:それはありがとうございます!感想は、後程お聞きするとして、イメージコンサルタントってどのようなお仕事なのでしょうか?

 

吉村:まだ一般的な認知度は高くないかと思うのですが、私の場合は、主にバリバリ働く女性、例えばお医者様とか弁護士さんとか、自分で看板を背負ってお仕事されている女性など、リーダー的な存在の方が、よりなりたい自分になるためにどんな外観表現をしていけばいいのか、ヘアメイクとかファッションをメインにレッスン、アドバイスをさせていただいております。

 

直里:より自分を高めるためのレッスンなのですね。

 

吉村:最初にどのようになりたいか、その方にお話を伺って、それに基づいて色はこうしたらいい、メイクはこうしたらいい、そのバランスを見て髪型は伸ばしたほうがいい、短いほうがいい、ストレートがいいとかウェーブがいいとか掛け合わせることで印象が変わるので、必要な部分をお伝えしながら、まずは一回仕上げるところまでをやっています。

ですから、美容院やショッピングにも一緒にも行って、結構マンツーマンでみっちり見させていただく形でやっています。

 

そのほか、外部からの依頼でビジネスマン向けに「印象をよくするセミナー」ですとか、先日はミセスインターナショナルのファイナリストの方向けに「ステージで魅せるドレスの選び方」をテーマにお話しさせていただいたりもしています。

 

私の場合は、もともと広告代理店で仕事をしていたので、お洋服屋の店員さんみたいにこれがいいですよ、これがトレンドですよとか言うより、こうしたらこういうイメージが作れる、みたいなプロデュース的なところが自分の得意分野かなと思っているので、そういう観点からセミナーなどもやらせていただいています。

 

直里:ミセスインターナショナル ミズ・ファビュラス グランプリでいらっしゃるのですよね。

 

吉村:私は40代部門だったのですが、一番人数が多くて、皆さん本気でグランプリを取りに来ていらっしゃった激戦と言われた部門でした。(笑) わたしもこういうお仕事させていただいている立場上、いい成績が残せないと仕事にも響くと思って、自分の知識を総動員しながら、いけるというところを徹底的に作りこんでやってみました。(笑)

 

 

直里:結構、コンテストも時間かかりますよね。

 

吉村:そうなんですよ、本番だけではないので、その過程も見られていますし、普段のSNSの発信内容ですとか、内面的なところもスピーチや論文の審査などもあって、結構見られるので、そういうところも頑張ってやりました。(笑)

 

直里:すごいな、グランプリ。(笑)

ミズ・ファビュラスは日本だけでしたよね?

 

吉村:そうなんです。日本独維持のコンテストで既婚、未婚問わずに参加できます。

 

直里:今年は会場でやったのですか?

 

吉村:人数制限はありましたが、会場で開催できましたね。オンライン配信もありました。皆さん、それぞれ思い思いのドレスを選んでいて、すごいなと思いましたけど、選び方にその人の考え方とか出ると思うのですよね。コンテストとは関係なく普段のお洋服でも、無意識かもしれないけど、こうしたいからこれを選ぶ理由が何かしらあるはずで、無難にしたいから黒を選ぶとか、あるいは合わせやすいから、目立ちたいから、女性らしく見せたいからとかの願望もすごくあらわれるので、仕事ではお客様と対話しながら汲み取って、より理想に近づけるようにしていますね。

 

直里:僕なんかもう、地味なもの無難なものしか着ませんが、(笑) 男性と女性ではその辺は違うんですよね。

 

吉村:そうですね、もちろん無難だからというところはあると思いますが、でもどこかでこれは嫌だとか、こだわりはあると思うのですよね。これを着ているときは、周りの評判がいいとか、いろんな経験をされて、今の形に落ち着いているのだと思います。男性は選択肢が少ないので、ちょっとしたところで変わりますよね、男性はメイクがないので、髪型とか、ジャケットのサイズ感とかでも男性は変わりますよね。

 

直里:なるほど、サイズ感とかね。

 

吉村:色も女性に比べ、服装の色も選ぶ幅が男性の場合は少ないですよね。ピンクとかは、なかなか着ることがないと思います。(笑)

 

直里:個人の方を仕上げていくのに、どのくらいの期間をかけるのですか?

 

吉村:そうですね、一番おすすめしているのは3か月ですね、月に1,2回位お会いして全部で5回位。ちょっとずつ、今日はメイク、今日は髪、今日はショッピングみたいな感じで段階を踏んでいくのがおすすめですね。

ただ、遠方からのお客様で、急ぎの場合は2日間で集約してやるコースもありますね。

でも、外見だけ変えるのは1日、2日でできるのですが、やっぱり普段の習慣に落としていただきたいので、3か月の方が身につきます。女性だったら、「こんなのイベントとかお出かけの時にしか着られないです。」というマインドだった方が、毎日着て、毎日メイクもすることで習慣になって定着してきます。外見を変えながら内面も心も変わって、習慣になっていくので、やっぱり時間をかけた方が定着していくようですね。その場でパッと変わるだけだと、また翌日から元通りになるとか、今度お出かけの時にまた、みたいに先延ばしなってしまって、忘れ去られることも無きにしも非ずなので、私としては毎日特別な状態というか、毎日自分が一番心地よい状態でいただくことがいいと思って、「いつイケメンに会っても大丈夫な状態にしていてください。」って言っています。いつ出会ってもいいように。(笑)

 

 

直里:女性の社長さんたちは、皆さん綺麗というかいつでもきちんとされていると思いますが、それでも1段階、2段階上の願望があるんですね。

 

吉村:そう、ある程度皆さん綺麗にされていても、何かしら年齢とともに、「昔に比べて写真写りが悪くなった。」とか、「ちょっと体形が気になる。」とか何かしら出てきますね。そういうところもちょっとしたコツで、先ほどの本のテーマにする透明感もそうなのですが、透明感を出すことによって影がパッと消えて、たるんで全体的に暗く見えていたものがパッと明るく見えたり、写真写りが良くなったりだとか、それこそオンラインミーティングでも褒められるようになったとか、そういうことがありますね。

若いころは何もしなくてもきれいだったのが、ちょっとずつ変わっていく中で、間違った習慣の積み重ねもあって、たるみが強調され、目力が無くなってしまったとかがあるので、そういう時はこうしたらいいんですよと、学んで習慣化していただくことが大切ですね。私も今からでもこんな風になれるんだ、というところを知っていただいて、より自信を持って接することにより、周りの扱いが変わったというお話はよく聞きますね。

たとえば女医さんとかで、大学病院で偉い立場の方だったりすると、結構周りが恐れ多い感じの雰囲気で接してくることで悩まれていたのですが、ちょっと印象が透明感で明るくなったり、あと眉毛の感じが変わったことによって、優しそうな感じとか話しやすそうな雰囲気とかが出たみたいで、周りの方々が率先して助けてくれるようなったとか、起業されている方なんかは集客に良い影響があったりとか、プロフィール写真でも全く反応が変わったりすることかありますね。

 

直里:そうですよね。それで周りの反応が変わってきて、変わったことを実感すると人との接し方もかわるでしょうから。

 

吉村:そうなんです、そうなんです。

そういう体験を是非していただいて、バージョンアップしてもらえればいいなと思います。

 

直里:先ほど、本を書かれているとおっしゃっていましたが、差し支えなければどの辺のことをテーマにされているのですか?

 

吉村:そうですね、透明感というのが一つのメインテーマなのですけど、それがあることによって、40代以上の方、お肌とか体に変化がみられる方は透明感をとにかく上げることを意識すると、もっと良くなるんです。透明感というとスキンケアの1メリットと思われるかもしれませんが、以前広告代理店の時、女優さんとかにお目にかかった際に、オーラがある方は発光しているような透明感があって、やっぱりそれがあるだけでも、目鼻立ちの細かいところとか、骨格とかにかかわらず透明感があることによって、パワーがあるなと思います。その究極の形が赤ちゃんって言っているのですが、赤ちゃんって、目鼻立ちに関係なく、可愛さとかつい見てしまう自然に人を引き付けるパワーがあって、それって透明感で頬がピンク色になったり、白目が青みがかっていたりとか、生命体としてのフレッシュ感みたいなものが人を引き付けるのではないかと思います。

それを、色を使って、お洋服の色だったり、メイクの色だったり、それこそ睡眠とか運動だったり、食べ物に気を付ける、水を飲むとか、そういう習慣によって透明感を上げていくというような方法をいろいろお伝えする本ですね。

 

直里;なるほど。楽しみにしています。(笑)

いつ頃、発刊予定なのですか?

 

吉村:私が順調に書ければ、7月の予定です。

 

直里:もうすぐではないですか。50過ぎた男性にもわかるよう内容にしていただけるといいですね。(笑)

 

吉村:本当ですね。(笑)

やっぱり、皆さん透明ってそんなにすごいの?と言う人がほとんどだと思うのですが、やっぱりそれを体感された方は本当に凄いとおっしゃっていただけます。

 

直里:先ほど、白目が青みがかっているって、それってどうしてなのですか?企業秘密になるかもしれませんが。(笑) どうしたらなるのですか?

 

吉村:(笑) 肌もそうなのですが、白目も基本は水分が不足するから乾燥して、色がくすむ、変わってくるんですよね。基本、赤ちゃんはドライアイとかないじゃないですか?水っていうのが一つのキーワードで、色を使っての観点から言うと、ちょっと水を感じさせる色を身に着けると、完全ではないですけどウルウルとした感じというか、白目が青みがかったように見えるのです、色のマジックで。お肌もくすみが無くなったように見えるとかの効果がありますね。男性だったらメイクができませんから、身に着ける洋服の色とかで変わったりとか、あとはヘアカラーの状態でも変わりますね。

 

直里:先ほど思ったのですけど、今までずっと床屋さんだったんですが、家内に美容院行って切ってこいと言われて変えてから、自分でもちょっと変わるなと思いました。色も昨日、初めて自分で染めたんですけど、染めたら世界が違うなと思いました。(笑)

ただ、染めると茶色くなってくるので、抜け出せなくなって困ったなと。(笑)

 

 

吉村:そうなのですよ。ヘアカラーによるダメージっていうのもありますが、白髪が混じりだすとどうしても乾燥している感が強調されてしまいますので、そうするとなんか水分が抜けた状態に見えるというか。

 

直里:そうですよね、みずみずしい方がそりゃ若いですよね。なるほどね。(笑)

 

吉村:やっぱり、睡眠とかお風呂にちゃんと入ってとか言うのも大事だと思います。

でも、睡眠は大事だと思います。やっぱり、自分でも覿面に感じますもん。睡眠、昨日足りなかったなという時は、目の下のクマが気になるとか、なんか顔色が優れないなとか感じるし、よく眠れたなと思った時は、パーっといつもより明るく感じたりしますね。

あと、お風呂上りも違いますよね。お風呂上りに鏡を見るといつもより肌色が明るくなって見えたりするじゃないですか?この状態がつづけばいいのにと思ったりとか。(笑)

 

直里;吉村さんは、普段の睡眠時間はどの程度取れているんですか?

 

吉村:睡眠時間は最近気にしていますが、6時間ぐらいが平均ですかね。7時間いけたらいいなって思っているところです。

 

直里;遅く寝てですか、早く寝て早く起きるのか?どちらのタイプですか?

 

吉村:本当は早く寝たいのですけど、だいたい夜の12時~1時くらいに寝て、朝は7時過ぎくらいに起きる感じですね。

 

直里:でも6時間眠れていればね。

 

吉村:そうですね、そのくらい眠れれば満足感はありますね。

 

直里:寝つきはどうなのですか?

 

吉村:寝つきはほかの人に比べればいいほうですが、でも、ストンと眠れないときがあってそういう時はナイツの漫才のYouTubeを流してから寝ています。(笑)

 

直里:(笑) どんな枕を使われているのか。お聞きする前に、うちの枕を使用していただいていたとは、ありがとうございます。(笑)

 

吉村:枕はなんか、ちょこちょこ試したりしていて、ネムレールの枕は試してみようと思って、楽天で買いました。(笑)どんな枕がいいか迷ったのですが、生島さんの枕にしました。

 

直里:ネムレールは比較的しっかりした枕です。もともと生島ヒロシさんがそば殻枕の時代の方なので、硬めでしっかりした枕を作りたいとおっしゃって。今時やめましょうよと言いながらようやく落ち着いた枕なんです。(笑)

だから生島さんの好みで、高めの枕は通常より1cm程度高い枕なんですよ。

もともと、僕が首を圧迫されるのが嫌いで、それもあって。

 

吉村:なんか、ストレートネックに多分、なりかけていたと思うんですが、最近ちょっとしたトレーニングによって、そこまでにはなっていないと思うのですが、そういう症状を矯正してくれる枕はないのですか?

 

直里:枕で矯正しようとするのは頸椎に負荷がかかりすぎるので、あまりお勧めできませんね。うちの枕は疲れた首を休めてあげるようにデザインしています、首に負荷をかけないように頸部を少し上げてあげて、少し頭を落としてあげると顎が上がって気道も確保できて、呼吸がしやすい姿勢になりますし、首のしわもつきにくくなります。

 

 

 

吉村:そうなのですね。なんか、どっちを向いて寝たらいいとか、本当は仰向けが良いとか聞くんですけどそうなのでしょうね。トレーニングに行っているトレーナーさんから、「右向いて寝ているでしょ」とか指摘されたりして、そういうのがあって、右を向いたら左、左向いたら右だとか気になって試したりしています。(笑)

 

直里:われわれの業界でも、よく心臓を下にした方がいいとか、心臓を上にした方がいいという人もいれば、どれを信用したらよいかわからないのですよ。(笑)

 

吉村:頬の同じ場所にシミができやすいなと思って、コロナになったころにレーザーでしみ取りをして絆創膏を張っていたのですね、そうしたら、その部分に圧力頬がかかる状態で寝ているなってことに気がついて、紫外線でシミができるとかはあると思うのですけど、そういう摩擦とか圧がかかることで出来ることもあるのかなって、ちょっと気になったんですよね。それ以来、向きを気にするようになってしまって。(笑)

 

直里:ひょっとしたら、ターンオーバーの促進を阻害しているのかもしれませんね。圧迫されるから。僕なんて、顔洗う時に手で擦ってしまうけど、家内に言わせると「擦っちゃだめよ。」って言われますからね。(笑)

 

直里:話は変わりますが、今弊社では仰向けになった時に、胸を開いた姿勢にるような枕を作っていて、なかなか完成までたどり着かないんです。

 

吉村:ほんとですか、欲しいです。

寝る前に私、ストレッチポールの上に寝転がって寝ると眠りやすいというルーティンみたいなものがあって、やっぱり胸が開くのがいいのかなって思います、

 

直里:今おっしゃったように、寝る前のルーティンはとてもいいと思います。もう寝るんだって、脳が思ってくれるので。

 

吉村;睡眠前の儀式じゃないですけど、それは大事にしていますね。

 

直里:皆さん40歳過ぎると、睡眠に対しての意識が変わってきて、寝具に投資するようになってくるんです。それまでは何でもよかったのに。(笑)

子どもなんか、寝具に関係なく、すごい姿勢で眠りますけど、関節がやわらかいからでしょうね。 年齢を重ねると姿勢が丸くなってくるので、胸を張ることは眠りにも影響すると思います。(笑)

 

直里:最後に吉村さんにとって、理想の睡眠をお聞きしてもいいですか

 

吉村:理想の睡眠ですか、スコーンと眠れるのがいいですね。寝つきが悪いとストレスにもなるし、何も考える間もなくバーンって眠れることが理想です。で、気づいたら自然に目覚めて、目が覚めた後に目覚ましが鳴るくらいがいいですね。

 

直里:あーっ、確かに。起きた後に目覚ましが鳴るそれ、いいですね。(笑)

本日は、いろいろ勉強になる貴重なお話をありがとうございました。

 

■ まとめ

自分一人で、自分を変えていくことは難しいですよね。人の意見を聞いても素直に受け入れられないことも。でも、吉村社長のようなイメージコンサルタントでしたら、安心してお任せできると思いました。私も透明感を感じてもらえるように頑張ります。(笑)

吉村社長、ありがとうございました。