第11回 眠れる時間の大切さ(株式会社レンテ 代表取締役社長 廣田 様)

第11回 眠れる時間の大切さ

第11回 眠れる時間の大切さ(株式会社レンテ 代表取締役社長 廣田 様)

株式会社レンテ 代表取締役社長 廣田 様

Guest

廣田 様

株式会社レンテの代表取締役でもあり、
銀座でBAR ルアンジュのオーナーママとして活躍されている廣田社長。

本日は、お店にお邪魔して銀座を感じながら「接客スタイル」で対談させていただきました。

 

直里:廣田社長はこのお店もそうですが、幅広く事業をされていますが、独立されたきっかけは何でしたか?

 

廣田社長:独立したきっかけは、私の場合は「介護」だったのです。母親が50歳で若年性アルツハイマーになってしまい、当時は昼間の仕事で秘書をやっていたのですが、その関係で昼間は仕事ができなくなってしまって。どうしても、稼ぎ口が必要だったので、この世界に入りました。

 

直里:独立されて、何年くらいになるのですか?

 

廣田社長:今月で4年目に入りました。大きい銀座のクラブに入って修行させてもらって、それから2年で独立した感じですかね。

 

直里:それって、早くないですか?

 

廣田社長:早いと思います!なので、同業の知り合いも業者もいない中での独立でしたので、最初は叩かれたり、いじわるされたり、「お前じゃ無理だから」とか言われたりしましたね。(笑)

 

直里:それは大変でしたね、お店は最初からこちらで開かれたのですか?

 

廣田社長:いえ、最初は並木通りの7丁目のビルの20坪くらいのお店で、クラブの業態でスタートしました。それから2年経って、2店舗目としてここを借りたのですが、このコロナの影響を受けてしまって、お店を閉めるのであれば、1店舗に集約することを選んで、ここにしたのです。

 

直里:でも、最初から銀座でお店をやるのは、すごいことですよね。

 

廣田社長:多分、銀座に憧れがあったのだと思います。(笑)
私は父と兄がいるのですが、3人で母の介護を順番にやっても、男性に仕事の影響になることをさせる訳にはいかなくて、女性の私が仕事を辞めて、昼は付きっきりでお世話することにしました。父たちが仕事から帰ってきたらバトンタッチで、私が夜の仕事に出るようになり、銀座はそれからです。
それもあって、いずれは介護事業もやりたいと思っていて、今いろいろお話を聞いて参入させていただこうかなと思っています。

 

直里:介護は本当に生活を変えてしまうから大変ですよね、うちも今、両親とも介護中なんです。

 

廣田社長:そうなんですね。施設か何か入られているのですか?

 

直里:いや、兄が同居して見てくれているので、通院などの役割を分担してやっています。昨日がその通院日で、ほぼ一日がかりで、病院に付き添っていました。

 

廣田社長:大変ですよね、同居して付きっきりだと。うちは今、母親が施設にお世話になっています。寝たきりになってしまって、まだ60歳ですよ。大分若いのに。50歳からそうなってしまうと進行も早いですね。

 

直里:そうですか、60歳でも若いのに、若年性だと進行も早いのですね、

 

直里:廣田社長はお店の他にも、いろいろ事業されていますよね?

 

 

廣田社長:会社を法人化して、これからですが、美容関係の仕事もしたくて、お化粧品とか、消毒液ケースとか、お客様から紹介されたものを今は取り扱っています。まだ、大々的にまではいきませんが、最近は化粧品が多いですね。代理店のような感じで扱わせていただいています。

 

直里:ゆくゆくは、オリジナルの商品を作る感じですか?

 

廣田社長:実は、エステもやりたくて、(笑)。なので、いい物件があれば借りようかなと思っている段階です。ただ、エステ関係も飽和状態ですし、集客も難しいので情報を集めながら勉強している最中です。

 

直里:なるほど。美容業界にも参入して、ますます多角化していくわけですね。
話は変わりますが、睡眠時間はどの程度取れていますか?

 

廣田社長:睡眠時間は今の仕事を起業してからの方が取れていて、7、8時間は眠っています。

 

直里:えっ、そんなに眠れているのですか?

 

 

廣田社長:はい(笑)。起業してからの方が眠れています。介護しながら、昼間働いていた頃は1時間、2時間で、体も精神的にもボロボロだったのですが、母親を守るために起業した頃から、一緒に過ごせて、ヘルパーさんにも頼れるようになったので眠れるようになりましたね。今は、言っていいのか8時間寝ています。(笑)

 

直里:仕事終わってからだと、3時くらいに寝るのですか?

 

 

廣田社長:だいたい、そうですね。できるだけ寝るようにしています、

 

直里:そんなに眠れるとは、羨ましいな。(笑)

 

廣田社長:一旦起きることはありますけど、逆算して起きるようにしています。8時間は確保するようにして。なので、仕事の打ち合わせも15時以降からと決めています。(笑)

 

直里:いつもすんなり、眠れますか?

 

廣田社長:私の場合は、あまり寝つきは良くなくて、ゴロゴロしたり、音楽聞いたり、静かに目を閉じたりして(笑)。あと、携帯ゲームが好きなので、やり込んで疲れて寝るとかもたまにしますね。

 

直里:それは、逆に覚醒して、眠れなくなりません?(笑)

 

廣田社長:そうなんです。調子がよくなってしまい、眠れない時もあります(笑)。そう、溜まった仕事を片付け出すと眠くなるというのもありますね(笑)。
あと、なるべくお風呂には入って眠るようにしています。

 

直里:お風呂は寝る直前に入りますか?

 

廣田社長:お酒の酔いが少し冷めてから入るようにしているので、寝る前ですね。

 

直里:本当は眠る90分前ぐらいにお風呂に入るのが、睡眠には効果的らしいです。

 

廣田社長:お風呂を上がってから、髪の毛乾かすのに30分くらいかけているので、少しは時間が空きますけどね。1時間くらいお風呂に入りますし。

 

直里:えっ、1時間ですか?

 

廣田社長:酔ってない時ですよ。お塩をたっぷり入れて、ゆっくり1時間くらい入浴します(笑)。

 

直里:女性って結構長くお風呂に入る人がいますが、何をしているのですか?

 

廣田社長:私の場合は、音楽をかけてリラックスして、ひたすらテレビでDVDを見ています。浴室に埋め込み式のテレビがあるので(笑)。

 

直里:そうなのですね、私なんか、カラスの行水ですよ(笑)。
ゴルフ場では、ラウンド終わって、お風呂場に寄って、10分で車を出すこともあるくらいです(笑)。

 

廣田社長:男性は早いですよね(笑)。私、ゴルフ場では長くならないように、いかに早くお風呂場から出るか大変なんです(笑)。

 

直里:ゴルフやられるのですね。今度是非ご一緒にお願いします(笑)。

 

廣田社長:是非、是非(笑)。

 

直里:話を睡眠に戻しますが、今、寝具は何をお使いですか?

 

廣田社長:寝具は浅田真央ちゃんのやつです(笑)。

 

直里:エアウィーヴですね。使ってみてどうですか?

 

廣田社長:私は割と好きです。寝やすいかなと、他の寝具はよくわからなくて。この仕事を初めて、睡眠は本当に大事だなと思っていたので、ちょっと良いものを揃えようと思って買いました。メジャーなものしかわからなくて(笑)。

 

直里:ちなみに枕も一緒に揃えたのですか?

 

廣田社長:枕は首のラインが気になるので、そこで進められて一緒に買いました。

 

直里:そうですか、頭の傾きを計算して女性のネックラインを美しく保つ枕がうちにもあるのに(笑)。

 

廣田社長:そんな枕があるとは知りませんでした。今度、使わせてください(笑)。

 

直里:先程、睡眠時間が8時間とおっしゃっていましたが、時間よりも起きる時間を一定にした方が良いですよ。睡眠時間は5時間でも8時間でも、起きる時間は12時とかにして、その方が体内時計をリセットできるので。

 

廣田社長:そうなのですか?寝る時間は日々違いますが、起きる時間を揃えることはできますね。早速やってみます。逆に、睡眠時間は長い方が良いのかと思っていました(笑)。

 

直里:最後に廣田社長にとって理想の睡眠とは?

 

廣田社長:えっ、理想の睡眠ですか。何だろう、寝つきが悪いので、ベッドに入ってすぐ眠りに落ちるのが理想ですね。うだうだしなくて済みますので(笑)。

■ まとめ

なんとも落ち着いた素敵なお店で、すっかりいい気分で、お話させていただきました。
親の介護の苦労された状況から、銀座の世界で成功されるまで見えない苦労が沢山あったと思います。
介護業界への参入やエステ開業など、優しい語り口の中に秘めた野心を廣田社長に感じました。
コロナの出口がようやく見えてきたので、今度は対談抜きで伺わせていただきます。
本日は、ありがとうございました。