睡眠を十分毎日取ると実はダイエット効果が上がります。どんなに運動をしても、食事に気を配っても痩せることができないなら、それは睡眠不足が原因かも知れません。今回はそんな睡眠とダイエットの関係に関して解説します。
睡眠不足になると、人間の体は痩せにくくなります。その理由は次の3つの理由です。
1.疲労により間食の増加
2.運動パフォーマンスの低下
3.栄養の吸収・代謝の低下
人間は睡眠不足になると疲れを感じるようになります。その疲れを起きている状態で解消するには、すぐエネルギーになる食べ物を食べる必要があります。イライラし疲労が溜まっていると自然と甘いものや脂っこいものが食べたくなるのはこのためです。睡眠不足になると、疲労状態を解消するため無意識に間食が増えます。知らない間に過剰にカロリーを摂取していることになるので、太ってしまいます。
運動をする場合も、睡眠不足の場合は疲労が溜まっているので必然的に、運動をしたくなくない気分になることや、同じパフォーマンスをしていても運動の質が低下します。その結果、運動の習慣が続かなくなる悪循環に陥ってしまいます。自分の体が程よい疲労を得る程度の運動ができなくなることで、効果がなくなってしまうのです。特に、ダイエット効果が高い有酸素運動の段階前に、疲れてしまい運動をやめてしまう、疲れすぎて運動の後高カロリーの食事を食べてしまう原因になります。
最後に、睡眠不足は体の消化や代謝にも大きな影響を与えます。しっかり睡眠を取っていると食べ物をスムーズに消化し栄養を吸収も活発になります。しかし、睡眠不足の場合は、消化器官の胃や腸の働きが鈍り、食べ物の消化がうまくいきません。その結果、十分な影響吸収や老廃物の代謝にも低下します。ダイエットの天敵と言われている便秘の原因にもなります。
十分な睡眠を取ることは、ダイエットに関わる運動の質、代謝に大きく関わります。良い土台を作る上でも睡眠不足は避けることが肝心です。