#007 プロゴルファーに聞きました!睡眠とコンディション

睡眠とコンディション

プロゴルファーに聞きました!睡眠とコンディション

プロゴルファー
木村 友栄

Guest

木村 友栄
TOMOHARU KIMURA

【プロフィール】

生まれ:1976年 青森県
血液型:B型
資格 :日本プロゴルフ協会(PGA)トーナメントプレーヤー
ゴルフ歴(指導歴):35年
出身校:東北高校~日本大学出身 現役トーナメントプレーヤー

・日本ジュニア選手権(中学生の部) 優勝
・日神カップ(1992年、93年、94年) 優勝
・ハワイジュニア 優勝
・日本学生選手権 優勝

6歳からゴルフを始める。ジュニア時代から“東北の天才少年”と言われ、東北ジュニア選手権では前人未到の5年連続優勝を果たす。その後日本ジュニア選手権(中学生の部)で優勝し、日本一となる。
92年から94年には、日神カップを3年連続で制し、93年ではハワイジュニア優勝と世界的に有名となる。ゴルフの名門、東北高校、日本大学と進み、95年には日本学生選手権で優勝、学生でも日本一に。その後アメリカに留学し、最新のゴルフ理論を学ぶ。現在は日本に戻りトーナメントプレーヤーとしてツアー上位を目指す。日本大学ゴルフ部とあって、多くのプロゴルファーとも親交がある。

■ 木村プロがプロを目指すきっかけを教えてください。

 

木村:父親のゴルフ練習についていったのが最初の始まりですね。

6歳ぐらいからゴルフクラブを握るようになって、小学4年生ぐらいになると毎週日曜日に父のコースに連れて行かれるようになりました。そのころからゴルフの楽しさを感じるようになりなしたね。そして何となく「日本大学のゴルフ部に行きたい」と思うようになりました。

 

直里:当時の日大ゴルフ部はかなり強かったですものね。

 

木村:そうなのですよ。テレビをつけると日大出身の倉本先輩とか、川岸先輩とか。丸山先輩はまだ学生でしたが、錚々たる選手がいっぱいおりまして、日大ゴルフ部に行って、プロゴルファーになりたいなと、何となく思ったのですね。そこからは、両親にも応援してもらい、ゴルフメインの生活になりました。

実家が青森なので、一年の半分ぐらいはゴルフ場がクローズしてしまうので、インドアで練習を重ねて、仙台あたりまでコースを探して遠征しながら、ジュニアの大会に出たりしていましたね。

 

直里:ジュニアの大会って、小学生のころから出られたのですか?

 

木村:自分たちのころは、ジュニアと言っても小学生の部はまだありませんでした。

中学の部、高校の部だけだったので。今はありますけどね。

 

直里:大会は地方大会から予選をいくつか通過して、全国大会になるのですか?

 

木村:はい。自分は東北6県のエリアだったので、今みたいにレベルもそんなに高くなかったですし、まだ、人数もそんなにいなかったですね。

 

直里:高校まで地元にいて、大学から上京されたのですか?

 

木村:高校は仙台の東北高校に行きました。野球をはじめスポーツが盛んな高校です。青森にはゴルフ部がある高校がなくて、一番近いのが仙台だったのです。

 

直里:当時は青森山田高校とか、ゴルフ部はなかったのですか?

 

木村:当時から青森山田高校はありましたけど、ゴルフ部なんて全くなくて、青森のジュニアのゴルフ競技人口も当時は2,3人とかそんなもんでしたからね。

 

直里:東北高校出身のプロゴルファーは、結構いますよね?

 

木村:女子が有名ですね。自分のころは、まだ男子校、男子だけで何千人もいるような高校でした。共学になってから、例えば、宮里藍ちゃんとか有村智恵ちゃんとか、原江里菜ちゃんと強いゴルファーが出てきましたね。

 

直里:いい監督が来て、いい選手を集めた感じなのですか?

 

木村:そうですね、私の1つ上のゴルフ部の先輩が、女子部の監督をしたりもしていましたし、急に強くなった感じですかね。

 

直里:仙台だと東北福祉大もゴルフで有名ですよね?

 

木村:東北高校と東北福祉大とは系列が関係ないのですが、東北福祉大出身では佐伯三貴ちゃんとかですね。女子は高校終わってすぐにプロ転向するので進学するよりは、そのままプロを目指す方が多いです、男子と違って、女子は活躍する年齢が早いですね。

 

直里:日大のゴルフ部って、行ってみてどうでしたか?

 

木村:1年のころは、びっくりすることが多くて。全国大会の上位者たちが推薦で集まってくる所なので、1年生の頃はレベルが高くて大学の校内予選すら通らなくて、先輩のボール拭きばかりやっていましたね。(笑)

 

直里:練習をやらせてもらう時間はあったのですか?

 

木村:日大ゴルフ部は当時、ほぼほぼ各自での自主練習ですね。

基本は月1回のミーティングと3日間の多摩川トレーニングがあるだけで、あとは自由です。なので、さぼる人、やる人がはっきりしていました。(笑)

ゴルフ場の近くに住んでも、東京のど真ん中に住んでも良くて、特に縛られることなく、自由でした。

今は静岡の三島に寮ができて、ゴルフ部もそちらに移ってからみんなで練習する時間が増えたようですけど。

在籍時には、自分が1年の時に4年に片山晋呉さん、宮本勝昌さん、横尾要さん、がいらっしゃって、そのまわりにも実力者がたくさんいました。(笑)

 

直里:日大三羽烏ですね!その中でも一番強かったのは?

 

木村:アマチュアタイトルでは片山先輩が圧倒的でしたね。別格でした。

 

直里:丸山茂樹プロと片山プロだといかがでしたか?

 

木村:この位置関係もすごいのですが、丸山先輩が4年の時に、片山先輩が1年生で在籍していて、丸山先輩が、川岸先輩がすごいと言っても、片山先輩がアマチュアでは圧倒的に強かったですね。

 

直里:そういう木村プロも、片山プロが学生の時に優勝した翌年の学生選手権で優勝されているのですよね。今もカレドニアン・ゴルフクラブに写真が飾られていますものね。

 

木村:それは自分が2年生の時です。(笑)

 

直里:1年生の時に試合出ることができなくて、2年で学生チャンピオンになるなんで、すごいです!

 

木村:まぐれ、まぐれ、まぐれ、のようなものですよ。(笑)

 

 

直里:いやいや、まぐれで勝てるわけがないですよ!

 

木村:その時は校内予選から上がって、関東一次予選、二次予選、関東学生に出てその上位35人ぐらいが日本学生選手権に行けるのですけど、それもギリギリで通過した感じでしたね。

 

直里:そんなに予選があるのですね。

 

玖村:でも一流の選手は本選から出るシードを持っているのですよ。(笑)

 

 

■今までで、一番心に残る試合などがあれば教えてください。

 

木村:もちろん日本学生ですかね、自分はプロでの成績があまりないので、いまだに印象に残っていますけど、それは良い方の印象ですよね。逆に、悪い印象ではチャレンジツアーという二部ツアーがあって、6,7年前だと思いますが、3日間競技で2日目まで終わって、2打差単独首位で3日目に88くらい打ったのです。最終日最終組で。

頭が真っ白になっていて、プレーしている内容はあんまり記憶にないのです。(笑)

あと、最近で言うと昨年の千葉県オープンですね。レギュラーツアーが始まる前の週にあって、結構シード選手が毎年参加するのですよ。その時は、石川遼くんがプレーオフで優勝したのですが、その錚々たるメンバーの中で3位タイになったのです。2日間競技でしたが自分の中ではすごく「いいゴルフしたなー。」って感じでしたね。(笑)

その時、自分の競技が終わって、プレーオフを観に行ったのですが、僕らが打つセカンドの位置と、石川遼くんが打つ位置が40ヤードくらい違うのですよ。(笑)

 

直里:そんなに違うのですか? そんなに飛ぶのですか?

 

木村:違います! 飛びます。

ちょっとドッグレッグな18番を遼君はコーナースレスレを狙って打ってきて、直線距離だとそんなに違わないと思うのですが。はーっと思いました。

衝撃でしたね。(笑)

 

直里:やっぱり、そこを攻められるからスターなんですね。

プロにこんなこと聞くのも失礼ですが、木村プロのベストスコアはいくつなのですか?

 

木村:「61」っていうのが、3回あります!

7年前ぐらいが最後ですけど。(笑)

 

直里:「61」!って、11アンダーですか!3回?はーっ、すごい。

プロアスリートとして様々な努力と苦労をされてきたと思いますが、コンディション管理で気を付けていることは何かありますか?

 

木村:年間通して競技すると、肩や腰や膝などを痛めやすいので、ある程度の筋肉トレーニングを心がけています。あとは、睡眠時間は多くとる、基本早寝早起きを試合じゃなくてもするようにしています。夜更かしはしないように、もう10時くらいには寝るようにしています。

 

 

■ 今お使いの寝具(枕)はどのようなものですか?

 

何かこだわっているポイントなどありますか?

 

木村:敷寝具は正直言って、そんなに気にしていません。

ただ、枕はテンピュールでしたっけ、アウトレットに売っていたので妻と買ってみたくらいです。以前、毎日軽く寝違えているような感じが一年くらい続いた時期があって、嫌だなと思って枕を変えたら、若干楽になった感じです。

 

直里:もしかしたら、低反発の枕って沈んでからの戻りが遅いので、そこで寝返りしづらくて、つっかかる感じになっているのかもしれませんね。

少し反発があって、戻りの早い素材の方が、プロには合っているのかもしれません。

 

 

木村:そうかもしれません。やっぱり枕は個人差もあるのですね。

 

直里:枕って好みもあるので、難しいです。

 

木村:実際、好みと自分に合う枕は違っていたりしますよね?

 

直里:好みで選ぶとほとんどの方は合っていないと思いますよ。皆さん枕で悩んでいる方って、だいたい好みと合う枕と一致しないです。

 

木村:ゴルフクラブと一緒ですね!(笑)

 

直里;そうそう、これ欲しいけど、実際打つと、あれって。(笑)

力量に合わずハイスペックすぎるとか、いろいろ言われますよね。(笑)

睡眠検査でも枕は、自分が気に入った枕で眠った時と、気に入らない枕で眠った時では睡眠の質に差が出るそうです。わかりやすく言えば、高級ホテルのすごく良いベッドで寝る時と、すごく汚い旅館の布団で寝る時では精神的に違うじゃないですか?それと一緒で、睡眠の質も変わるらしいです。

入眠の時には、「良い睡眠がとれそう」と思える環境が大切ですね。

ただ、枕って朝起きた時に評価されますから、枕が合っていたか、合っていなかったかは別の話になってくるので、皆さん好みにこだわっていて、「高い枕じゃないと眠れない」とか「柔らかい枕は苦手」とか言いますけど、そこは少しずつ時間をかけて枕に体を慣らしていかないといけないのかもしれません。

 

 

木村:なるほど。

 

直里:もしよろしければ、せっかくなで、うちの枕を試してみませんか?

 

木村:是非是非、お願いします。(笑)

*木村プロには、弊社のほとんどの枕をお試し寝していただきました。

 

 

■ 最後に、木村プロの理想の睡眠とは?

 

木村:僕なんかゴルフで体を動かして疲れていることもあって、比較的、寝つきが良く、夜中起きることもなく、朝までよく眠れるタイプだと思っているのですが、他の人の話を聞くと、眠れないとか、2時間で目が覚めるとか結構耳にします。やっぱり、ベッドに入ったら、速やかに、気がつけば眠っていて、気づいたころには朝になっていることがいいですね。それが理想ですね。

 

直里:それこそ、理想の睡眠ですよ。羨ましい。(笑)

 

■ まとめ

プロゴルファーの木村友栄プロとは、実は対談前にラウンドさせていただきました。

その後、わざわざご来社いただいての対談で、普段聞けないゴルフ談義になりました。

プロのアスリートに直接お話を聞ける貴重な機会、木村プロ、お疲れのところ本当にありがとうございました。