第6回 手厚い介護と施設環境(株式会社ヤナギ・エンタープライズ 柳原社長)

第6回 手厚い介護と施設環境(株式会社ヤナギ・エンタープライズ 柳原社長)

手厚い介護と施設環境

株式会社ヤナギ・エンタープライズ
代表取締役 柳原 博樹

Guest

柳原 博樹
HIROKI YANAGIHARA

【プロフィール】

株式会社ヤナギ・エンタープライズ 代表取締役

空調、電気設備の工事などのメンテナンス事業を中心としながら、老人ホームなどの福祉事業、ベビー用品や介護用品の輸出による貿易事業など、中国本土、ロシアなどの海外の国々とも連携。冒険心をあらゆる分野に向け、今後も躍動する企業を経営。

  • 柳原社長の睡眠についてお聞かせください。

 

  •  普段、睡眠時間はどの程度ですか? 

 

柳原:僕は、だいたい希望は7時間くらいですね。

貧乏暇なし、年中無休です。(笑)

 

  • 今お使いの寝具は?敷寝具、枕など教えてください。

 

柳原:僕は、枕を使っていません!クッションを使っています。テレビを見て、さあ寝るぞっていうのが出来なくて、テレビを観ながら自然と寝ちゃうみたいな。(笑)そういうタイプです。クッションで横になって、テレビを観て、いつの間にか眠っているって感じですね。

直里:クッションですか。クッションは何個も並べているのですか?

 

柳原:一つは、抱き枕のような細長いクッションがあって、頭には腰に当てるような丸いクッションを使っていますね。

 

直里:へーっ、欧米式じゃないですか!(笑)

 

柳原:欧米式なのですかね、(笑)それこそソファーで寝るようなイメージです。

 

直里:実際、真っ平なところで眠るよりも、少し上半身が上がっていた方がラクですよね。介護ベッドとか病院のベッドとか上がっているじゃないですか?

 

柳原:僕はテレビが横にあって、パソコンを置きながら、テレビを観ながら、気が付いたらいつのまにか、「あれっ、寝ている。」みたいな。(笑) かなりレアですよね。(笑)

直里:さあ寝ようじゃないのですね。(笑)

でも、それで7時間眠れるのはすごいですね。

 

柳原:通常は皆さん何時間くらい眠るのですか?

 

直里:よく言われているのが、3時間単位で眠ると良いと。

90分が睡眠のサイクルなので、その倍付で寝た方がよいと言われています。

7時間眠るのでしたらサイクル的には6時間とか7時間半とかの方が良いかもしれません。

 

柳原:まあ、寝るのがもったいない人生から始まっていますから(笑)しょうがない

ですよね。単車乗り回して、朝日を見て「眩しいなー」って言っていた時から

そうなのですから。

 

直里:私たちの時代は、夜中まで何でもやれる時代でしたからね。(笑)

 

  • 眠れないときの秘策などありましたら教えてください。

 

柳原:そんな時は、あえて寝ないです。眠れないときはテレビを観たり、無理に寝ようとはしないですね。そのテレビが面白すぎて、気が付くと最後まで見てしまうのです。翌日、そのまま日中頑張ってその夜に爆睡します。(笑)

 

直里:寝だめできるタイプなのですね?

 

柳原:仕方ないですね、若いころからそんな感じです。(笑)

 

  • 柳原社長は介護老人ホームも経営されていますが、どんなきっかけで始めたのですか?

 

柳原:大きなきっかけは、設備の工事をやらせていただいたく先で、いわゆる社会福祉法人とか医療法人とかではなくて、民間で介護老人ホームを経営してシリーズ化していく施主の方がいて、うちは工事をやらせていただければ良いと思っていたのですが。人とのつながりから、お前やらないかと?と言われたのがきっかけになり、もう10年ほど、やらせていただいています。愛知の方でサンメディック豊田とサンメディック東浦という会社で運営しています。

(施設名:敬愛苑豊田 敬愛苑東浦 敬愛苑藤江)

  • 介護老人ホームを運営されて苦労されることは?

 

柳原:自分は運営を引き継いだのですが、前任社長の運営が失敗だったのかなと。

 

直里:どんなところ、改善されたのですか?

 

柳原;前任の社長は「手厚い介護」がキーワードで運営してきましたが、手厚い=人件費がかかるので、売り上げと人件費のバランスが崩れていたのですね。自分はちゃんともらえるものはもらいましょうと、売り上げと人件費のバランスを保ちながら「手厚い介護」につなげるようにしました。

 

直里:経営者ですからね、回らなくなったら終わりですから、順番を変えたのですね。

 

柳原:もともと、そんなに利益が出る事業ではないのですが、きちっとやれば儲かるまではいかなくてもビジネスにはなるかと。

 

  • 運営されている施設の生活空間において、寝具、快眠の工夫などありますか?

 

柳原:やっぱり空間は空気ですかね。新鮮な空気までいかなくても、いい空気にしようと空気清浄機を導入したりとか、臭い対策でアロマを使ったりとかしますが、うちの施設は排泄物臭くないのです。ご家族の方が来た時に一言言われるのが「臭くないね」なんですよ。

社旗福祉法人と民間のわかりやすい大きな違いは、排便の時にすぐに交換させるのが手厚い介護の一つですが、社会福祉法人とかは流れ作業でやっているので、粗相していても時間でしかおむつを替えてもらえない、逆にきれいなのに交換されるのが社福のやり方です。うちは気が付いたら交換、これも株式会社と非営利団体の違いかなと思います。

 

直里:なるほど。よく介護関係は臭いの問題と言いますよね。僕も寝具を扱ってそういう施設で使ってもらうことがあるのですけど、よく言われるのが、とにかくマメに替えてあげることが重要ってお聞きしています。

 

柳原:やることをやっていればそんなに臭いなど気にならないのです。排泄後に放置しておくからですね、非営利団体のほかの施設で「なんで放置しているの?」って聞いたら「今はその時間じゃありません。」って。(笑)それは、病院と同じでナースコールをしなければ、検温、排便、食事と時間が決まっていますよね。そのまま病院の流れが介護施設に降りてきているので、排泄後1時間もほったらかしになるのです。

 

直里:でも、入所者の方をよく見ていないと気づかないですよね。

 

柳原:だからうちらのような株式会社でも、ビジネスチャンスが出てくるのです。

社会福祉法人でも同じことをやりだしたらどうなるかと思いますが。

 

直里:要介護どのレベル程度の方を受け入れているのですか?

 

柳原:うちは許可制なのですが、すべて、介護保険すべて受けます。支援1から介護5まではすべて受け入れが可能な施設です。

 

直里:施設内でイベントとかもやるのですか?

 

柳原:日々はカラオケやったりとか体操したりとか、季節ごとのイベントはクリスマスとか、ちょっと前ならハロウィンとか大きなイベントごとは通常通りやっていますね。

 

直里:一人で生活されている方より、そういう意味では施設に入った方が刺激もあるし、楽しいかもしれませんね。

 

柳原:そうですね、独りぼっちよりは良いと思います。手前みそじゃないですが、料金は高いですが、ほぼ満床ですし、空きが出たらすぐ入るような状況です。

経済的な問題で、うちの施設を退所して、社会福祉法人の施設に移りましたが、「やっぱり、お金じゃありません」と言って戻ってこられる方もいらっしゃいます。そういう声を聞くとやっていて良かったなと思います。

 

直里:詳しくはわからないのですが、お見送りまで、最後まで対応されるのですか?

 

柳原:うちは見取りまでできます。見取りの点数を取れる施設です。

看護師も各施設に常駐していますし、施設によって対応できるランクがあるのですが、民間でもうちはスーパーマックスで最後まで対処できます。

 

直里:病院等との連携もあるのですか?

 

柳原:無茶苦茶ありますね。逆に病院からの紹介もありますし。ネットワークができています。預かるだけの老人ホームでは見取りもできないですし、看護師が常駐していますから、医者の指示を受けて医療行為まですることができます。

預かるだけの老人ホームは見取りもできないですし、看護師さんがいるかいないかでは大きな違いになります。

 

直里:看護師さんがいるか、いないかなのですね。

 

柳原:ひとえに老人ホームと言われても、それでも母体が非営利団体なのか、株式なのか介護保険法の中で、どれに適応しているかは施設によって全く異なります。

 

  • また、社長のところで、体をサポートする新商品を扱っているとお聞きしたのですが?(大学の医学部と共同開発した商品)

 

柳原:炭酸ペーストで体内を活性化させる商品なのですが、炭酸を発生させてミトコンドリアという物質を発生させ、皮膚の再生とか、痛みをなくすとか、スポーツ選手に多い筋肉疲労を回復させながら筋肉増量までできるものです。うちは介護の世界で扱わせていただいています。

直里:商品を扱うきっかけは何だったのですか?

 

柳原:始まりは、商品説明会のお誘いがあって、その時たまたまキャッチボールで肩を痛めていて、なおかつ足も捻挫して駅の階段も足を引きずるような状態で会場に伺って話を聞きました。その商品を肩に、少しつけてもらったら、「あれっ」て、あとくるぶしにも塗ってもらったのですね、そうしたら帰りの新幹線の階段で普通に階段上って歩いているのですよ。「あれ、俺捻挫していたのじゃなかったっけ。」って。(笑) それでこの商品に惚れてしまって取り扱いを始めました。

 

それと、周りで、アトピーの人がいて手のひらまでのアトピーで、握手するのもコンプルエックス、少しの手洗いでも痛がるくらいひどい子が、これを使って1年くらいしたら、何もなかったかのようにきれいになったり、宅配業者の方が、暇さえあればマッサージや接骨院に通っていて、常備薬としてロキソニンのお世話になっていたのが、これを使いだしてから行かなくなって疲労回復に役立ったと言う話もあります。うちの施設ですでには使っていますが、これを介護の世界にも広めていきたいなと思っています。

直里:私も使わせていただきましたが、塗ってすぐに熱くなる感じがしました。

 

柳原:普通の炭酸系入浴剤などの商品は、表皮の表面でしか効果はないのですが、これは身体の中に浸透してから、炭酸効果が表れるので全く違います。スポーツ系、美容系でも使われている素材で、うちの女子社員にも使わせたら「社長、化粧のノリが良くなりました!」って喜んでいました。(笑)

運動した後や筋肉を使った後に塗ると、違いが本当にわかりますよ。

 

直里:ゴルフの後、大事に、大事に使わせていただいています。(笑)

 

 

  • 睡眠の話は戻りますが、社長が睡眠で気を付けていることはありますか?

 

柳原:全くないですね。(笑)電気つけっぱ、エアコンつけっぱ、テレビつけっぱ。(笑)何が良いのかもわかりません。

 

直里:(笑)朝の目覚めはどうですか?

 

柳原:目覚めですか・・・何が良いのか、悪いのか自分ではわからないです。(笑)

 

直里:それは、それで、良いってことですよ。(笑)

 

 

  • 社長の理想の睡眠とは?

 

柳原:理想の睡眠ですか?(笑)

 

直里:気が付いたら寝て、気が付いたら起きる。ですよね?(笑)

 

柳原:それがいいですね!(笑)若い時から、さあ寝るぞと言って眠ったことがないのです。(笑)

直里:でも、本能のままが一番いいですよね?

 

柳原:逆に、寝ようかなって思って眠れます?ふつうはそれが体内時計というやつだと思うのですが、僕はそのネジが1本無いのかな。(笑)

若い時から、土日の間、どれだけ寝ないかがで、得した気分でしたからね。(笑)

■ まとめ

柳原社長の会社と介護福祉老人ホームの経営と2足の草鞋で苦労されることが多いっと思いますが、社長のバイタリティと人柄で成功されているのがよくわかりました。睡眠に関しては改善の余地があるかと思いますが。(笑)

本日は、ありがとうございました。