日々の生活の中で、眠りの質は日常の質に大きな差を生み出します。快眠ができるかどうかで、起きた活動時の脳の覚醒にも多大な影響を与えているからです。メンタル、フィジカル両方にも大きな影響力がある快眠のメリットに関して解説します。
快眠を得る大きなメリット
1. 脳の記憶力・決断力が早くなる
2. 肉体的疲労が少なくなる
3. 鬱やイライラと言った精神面も安定する
快眠を得ると得られる長所はズバリこの3つです。脳の記憶力や決断力があがります。特に、物をどこに置くといった短期的な記憶の質をあげます。物事の決断にも関わり、睡眠の質に満足できていない人は、判断が鈍くなり、後悔するような買い物もしやすい特徴もあります。
肉体的疲労の解消は睡眠の質にも関わり、快眠を得ている人は起きた際の気だるさもないため、日常のパフォーマンスの質も上がります。鬱やイライラと言ったことも、無くなるのも快眠を得る大きなメリットです。
では、快眠を得るためには、何がポイントなのでしょうか?まずは、睡眠に必要な最低限の時間よりも長く寝ること、そして、睡眠の質を決めるメラトニンの量を増やすことです。
人間の睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠を交互に繰り返してします。その周期は3時間と言われていますが、深い眠りのレム睡眠の時に起きると人間の体の覚醒モードになっていない状態で起きるのと、体のメンテナンスができていないため、快眠を得ることができません。理想は6時間以上、一度も起きないで済む時間を取ることが大切です。
次に、メラトニンの量を増やすことです。深い眠りにはメラトニンの量が十分な量が出ることが大切です。寝る前のスマホや明るい照明はメラトニンの分泌を妨げます。また、アミノ酸のトリプトファンが不足するとメラトニンが十分作られないので、眠りの質が落ちます。おやすみ前にホットミルクが入眠を促すと言われ、チーズや牛乳、ナッツ等が不足していると感じている人は積極的に摂ることも大切です。